法事について

【法事(年回法要)】

 現在わたしたちの言う法事とは、追善供養のことを指しています。

 追善供養とは「善事を行い、亡き人の冥福を祈り供養すること」を言い、香り高いお香やきれいな花と水、また果物や食事をお供えし、そして読経をすることによって善根(良い行い)の功徳を積むことです。

 追善供養は、亡き人の年忌や命日に合わせて法要を行うのが一般的です。法要についての考え方や作法はお寺によっても、またその地域によっても異なっているので「こうしなければならない」という決まりはそれほどありません。

 ここでは、保安寺で追善供養の法要をとり行うにあたっての基本的な準備の流れを説明します。

 

img_20120321-145213.jpg 1,日取りについて

 2,寺への連絡

 3、服装

 4,用意するもの

 5,卒塔婆(そとうば)について

 6,法要当日

 7,お布施について

 

 →ダウンロード[法事にあたり]PDF形式 

 →ダウンロード「卒塔婆申込用紙」PDF形式 

 →メールにて卒塔婆の申込

 
 
 

1、日取りについて 

 

 年回法要は故人の祥月命日に行うのが本来ですが、事情により都合のつかない場合には命日を過ぎないようにし、その前に行います。

 保安寺では、年回法要が近づいてきた方にはハガキにてご通知いたしております。また、玄関先にその年の年回表を張り出してありますので、お参りの際にご確認されるとよいでしょう。

 地域によっては法要をご自宅で営まれるところも多くあります。ただ現在、東京などの都市部では住まいの都合などにより、お寺で行う場合がほとんどです。保安寺でも同様ですので、ここではお寺で年回法要を行う場合について説明いたします。

 

 ご家族やご親戚と相談され、仮の日取りが決まりましたら、なるべく早めにお寺へご連絡ください。近年では土日に法事が多くあり、またお寺の行事の都合などもありますので希望の日時で行えない場合もあります。少なくとも1ヶ月前にはご連絡くださいますようお願いいたします。

 また、同じ年や近い年で家族の年回がある場合、併せて法要を行うことも可能です。その際には、早い命日に合わせるようにします。例えば今年に十三回忌、翌年に二十七回忌を控えているといった場合には、翌年の分を繰り上げる形を取ります。

 ただし、一周忌・三回忌は単独で行うのが通例です。故人への思いもまだ深い時期ですので、丁重にお勤めをするようにしましょう。

 

 

 

2、寺への連絡 

 

 日取りが確定し、出席者の人数や卒塔婆の申し込みなどが決まりましたら再度お寺へご連絡ください。

・日時

・人数(おおよそでかまいません)

・駐車場が必要ならば事前にお伝えください

・法要後の食事の有無 ※現在食事の利用はお断りしています(2025年2月現在)

 法要後に保安寺客殿にてお食事を希望される場合にはその旨をお伝えください。料理屋のパンフレットがありますのでお送りすることもできます。

 ※お食事のご利用の際には、1室あたり5千円の部屋使用料をお願いいたします。
 

近隣でのお食事をされる場合
 ・紋屋 泉岳寺門前店(和食)・・・保安寺より裏道で泉岳寺へ抜けるとすぐのところにあります。
 ・三友居(和食)・・・保安寺の前の通りを品川方面に5分ほど歩いたところにあります。

 近隣ホテル 詳しくは各店舗にお問い合わせください
 ・品川プリンスホテル
 ・グランドプリンスホテル新高輪
 ・シェラトン都ホテル東京
 
 
 

 

3.服 装 

 

 法事の際の服装ですが、施主の家族は略礼服もしくはそれに準じた服装でいらしてください。参列の場合でも、あまり派手なものや露出の多い服装は控えた方がよいでしょう。 また、数珠はなるべく持参するようにしましょう。

 尚、ジーンズやTシャツなどの極端にラフな服装の方は、本堂への参列をお断りすることもありますのでご注意ください。

 

 

4、用意するもの 

 

 本尊さまにお供えするお花・果物・お菓子など、そして墓参用のお花を用意します。(墓参用の線香はお寺にあります)本当に大切なのは供養の気持ちですから、過剰に用意する必要はありません。また、親族の方々と重複しないよう事前に話しておくとよいでしょう。

 仏花はお寺でご用意することもできます。その際には事前にご連絡ください。

 ・本尊仏花      5,000円
 ・墓参仏花 (一対) 2,000円

 

 法事のあと、参列者に引き出物を渡すこともあるかと思います。供物や引き物の量が多い場合などは事前にご連絡の上、お寺あてに送っていただいてもかまいません。

 当日、故人の写真や位牌を持参するかしないかは施主さまにお任せいたします。ただし四十九日(埋骨)の法要の際には、ご遺骨と白木の位牌をお持ちください。新しい位牌や仏像がある場合には開眼の供養を併せて行います。

 

 

 

 

5、卒塔婆(そとうば)について 

 

 法事の際に卒塔婆供養をするときには、施主がとりまとめてお寺へ連絡します。卒塔婆をあげたいという方は、法事の案内通知の返事とともに「卒塔婆供養をしたい」と施主に伝えます。

 卒塔婆には供養主の氏名を書きますが、字の書き間違いや名前の読み間違いがよくあります。お電話でもかまいませんが、できればメールまたはFAXにてお申し込みいただければありがたいです。その際、名前は楷書体でハッキリと書き、フリガナをつけるようにお願いいたします。(→卒塔婆申込用紙 PDF形式)

 【卒塔婆供養料】

   ・施主(七尺の長さ)五千円/1本

   ・志主(六尺の長さ)三千円/1本

 

 

 関連事項:→卒塔婆とは

 

6、法要当日 

 

「午前11時からの法事」とお受けした場合、11時から法要を始めますので、参列される方は15分前にはお集まりいただきますようご連絡ください。尚、施主さまは他の方よりお早目にお寺にお越しください。

 

  お寺に着いたら

 施主さまは住職にごあいさつください。その際にお花や供物、お布施を住職に渡します。お供えをするには少々時間がかかることもありますので、到着されたらなるべく早めにお願いいたします。

  それからお墓の掃除をします。これは前日済ませてもかまいませんが、当日も法要の前に一度お墓へ向かうのがよいでしょう。

  法要の時間近くになりましたらお声をお掛けいたしますので、それまでは客殿控え室にてお待ちください。お約束の時間ちょうどに法要を始めます(本堂の鐘を鳴らします)。

 本堂内では、携帯電話は音の鳴らない状態にしておいてください。

 

 法要開始

  法要の時間は30分ほどです。本堂にはイスを用意しております。途中、皆様にご焼香していただきますので、住職から合図がありましたら施主さまから順にご焼香ください。

 

 小さなお子様をお連れの場合、法要中にぐずったり泣き出したりしてしまうことがよくあります。周りに迷惑と思われるようなら本堂を退出し、お子様が落ち着くまで控え室でお待ちください。

 

7,お布施について 

 

 ・葬儀・法事の表書き

    御布施  お寺に対して全般的に使います。

    御霊前  葬儀の際に故人の霊前に供える場合に使います。

    御仏前  四十九日を過ぎた法事の際に故人の仏前に供える場合に使います。

    御香典  霊前に香を供えてください、という意味に使います。

    志      通夜・葬儀の世話役などへのお礼に使います。

 

「お経料」と時折見かけますが、これは適切とは言えません。お経をあげることは供養の方法のひとつであり、お経そのものに代価を支払うわけではないからです。よくわからない場合は「お布施」としましょう。

 

 お布施の額についてはよく質問がありますが、保安寺では特に決まりはありません。施主さまの考え方も様々であると思われますし、何回忌であるのか、また参列者の人数によっても異なるでしょう。ご家族や親戚の方と相談し、それでも分からない時にはお寺に直接ご相談ください。


お問い合わせEメール:hoanji.tk@gmail.com

 


 

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